▼概要

  ・材料

コンクリート改質剤CS-21はけい酸ナトリウムを主成分とする無色透明・無臭の無機質水溶液です。

硬化したコンクリート表面に塗布または散布することで浸透し、コンクリート中の未水和セメントやカルシウム成分と反応して安定した反応物(CSH系結晶)を生成して微細なひび割れ等の空隙を充填します。 また、未反応の主成分は、乾燥固化後も水分の供給により溶解し安定した反応物(CSH系結晶)を生成して、施工後新たに発生する微細なひび割れ等の空隙を充填します。 これらの反応により、ひび割れ深部を含む表層部の空隙を緻密化して、水および各種劣化因子の侵入を長期にわたり抑制します。

CS-21は、土木学会の指針(案)における分類では、
コンクリートライブラリー119 表面保護工法設計施工指針(案)
 主成分により「けい酸ナトリウム系表面含浸材」、施工仕様により「防水を目的とする場合」
コンクリートライブラリー137 ケイ酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案)
 反応型けい酸塩系表面含浸材
に分類されます。





  ・施工

施工の品質を確保するためにはコンクリートに関する知識と材料特性を熟知し、コンクリートの空隙に固形分を多く浸透させ、反応に適した条件を整えるための知識と技と管理基準が重要です。

そのため、CS-21は材料のみの販売はしておらず、アストン協会会員による責任施工を行っております。

施工依頼については、お近くのアストン協会会員、またはアストン協会事務局にご相談ください。

ひび割れ補修セット(CS-21クリアー+CSパテのセット)については、一般販売を行っておりますので、お求めの際はお近くのアストン協会会員、またはアストン協会事務局にご相談ください。

 →アストン協会会員リスト

 →CS-21ひび割れ補修セット





  ・施工単価

建設資材情報・積算資料公表価格版・季刊建築コスト情報・季刊建築施工単価 掲載例です。

■CST工法(CS-21:1回塗り)直接工事費
2,500円/u(材工共、300u以上、連続面、下向き塗布)

■CSU工法(CS-21:2回塗り)直接工事費
3,800円/u(材工共、300u以上、連続面、下向き塗布)

工事費については物件毎に施工条件が異なるため、都度見積もりとなります。

見積もりの際は、お近くのアストン協会会員、またはアストン協会事務局にお問い合わせください。

 →アストン協会会員リスト

 →CS-21塗布工法標準単価表





  ・掲載紙

・コンクリートライブラリー137 けい酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案):土木学会発刊
 参考資料編 4章 けい酸塩系表面含浸工法の施工実施例(CS-21工法施工事例掲載ページ)

 ○新設構造物実施例 2・6: pp.179・181 既設構造物実施例 6・7: pp.190・191

・コンクリートライブラリー119 表面保護工法 設計施工指針(案):土木学会発刊
 工種別資料編 > 表面含浸工法

 ○表面含浸工法 共通試験結果: pp.203〜236(表面含浸材G=CS-21試験結果掲載ページ)
 ○実施例11〜14: pp.248〜251(CS-21工法施工事例掲載ページ)

・国土交通省 国土技術政策総合研究所
 ホームページ > 研究成果情報 > 国総研資料 第262号 ダム補修事例に関する調査 > ダム補修事例集

 ○4.13 矢木沢ダム: pp.4-387〜4-389(CS−21掲載ページ)
  * 堤体下流面に発生したひび割れに対し、既存ひび割れの進展防止および新たなひび割れの発生も防止し、
  凍結融解抵抗性を向上させる対策工が検討された。
  試験施工の結果、CS-21が選定され2004年10月および2005年9月の2期工事にわたり施工を行った。

・日経コンストラクション(月2回 株式会社日経BP発行・業界誌)
 2014年07月28日号: 広告別冊 NETIS登録技術2014 p.17
 2015年07月27日号: 広告別冊 NETIS登録技術2014 pp.18

・防水ジャーナル(月刊誌 株式会社新樹社発行・業界誌)
 2009年 2月 447号: pp. 33〜 - 特集 駐車場における防水改修の最新技術動向
 2009年 5月 450号: pp.120〜 - 特集 橋梁床版防水の新時代
 2009年 8月 453号: pp. 77〜 - 特集 浸透・被覆による道路橋の塩害防止対策
 2011年 9月 478号: pp. 64〜 - 特集 土木構造物のひび割れ対策
 2014年 2月 507号: pp. 59〜 - 特集 需要が拡大する塗布含浸材
2015年 8月 525号: pp. 81〜 - 特集 外壁を綺麗に補修するテクニック
2015年 9月 526号: pp. 64〜 - 特集 コンクリート保全に貢献するNETIS技術

・月刊コンクリートテクノ(月刊誌 株式会社セメント新聞社・業界誌)
 2010年 6月 345号:pp. 72 - コンクリートの維持補修と長寿命化
 2013年 2月 377号:pp. 89 - コンクリートの表面保護工法

・ARS(月3回 株式会社新樹社発行・業界紙)
 2011年07月25日(月曜日): pp.18 - 注目の防水工事

・橋梁新聞(月3回 株式会社橋梁新聞社発行・業界紙)
  2007年08月21日(火曜日) 第964・965号 pp.04 - 「PC桁上面に採用」
  *CS-21が東北新幹線八戸〜新青森区間のうちPC桁上面の防水に採用された紹介記事
  2008年01月01日(火曜日) 第977・978号 pp.20 - 「CS-21を採用」

・建設通信新聞 (日刊 株式会社日刊建設通信新聞社発行・業界紙)
  2011年12月5日(月曜日) 第16954号 pp.10 - 「NETIS 復興に使える技術」





  ・論文

・2002年(平成14年)
 第2回コンクリート構造物の補修,補強,アップグレードシンポジウム(日本材料学会)
 「無機系改質剤によるコンクリートのひびわれ補修に関する基礎的性能評価」

・2004年(平成16年)
 平成16年度土木学会全国大会 第59回年次学術講演会(土木学会)
 「鉄道橋梁下部工の損傷調査における2次AE法の適用性に関する検証」

・2006年(平成18年)
 平成18年度土木学会全国大会 第61回年次学術講演会(土木学会)
 「ケイ酸ナトリウム系補修材料を用いたコンクリートの打継ぎに関する研究」

・2007年(平成19年)
 コンクリート工学年次大会2007:仙台 (日本コンクリート工学協会)
 「寒冷地域にて使用する表面含浸材の耐久性能試験」(表面含浸材A=CS-21)

・2010年(平成22年)
 平成22年度農業農村工学会 中国四国支部講演会(農業農村工学会)
 「ひび割れが生じたHPFRCCへの含浸剤塗布による性能改善効果」

 第10回コンクリート構造物の補修,補強,アップグレードシンポジウム(日本材料学会)
 「コンクリート試験体における微細ひび割れの作製方法および試験事例」

・2011年(平成23年)
 第11回コンクリート構造物の補修,補強,アップグレードシンポジウム(日本材料学会)
 「けい酸系表面含浸材による微細ひび割れの透水防水性に関する検討」(含浸材A=CS-21)

・2012年(平成24年)
 平成24年度土木学会全国大会 第67回年次学術講演会(土木学会)
 「微細なひび割れを持つコンクリート試験体の作製方法と試験方法」

 第12回コンクリート構造物の補修,補強,アップグレードシンポジウム (日本材料学会)
 「微細なひび割れを持つコンクリート試験体の作製方法とその試験方法に関する研究」





  ・施工実績


2015年9月現在

●工法別
工種 件数 施工面積 備考
 防水(駐車場・屋上・床版)   434件  約1028千u  
 防水(その他)   235件  約210千u  (地下 70件、水槽 56件)
 表面保護   498件  約369千u  
 改修・断面修復   207件  約 36千u  (水路 159件)
 ひび割れ補修・漏水補修   222件  約 45千u  
 打継ぎ部・木コン部処理    74件    
 合計  1,670件    

●発注者別
発注者 件数 備考
 国土交通省  255件  新設 128件、既設 127件
 その他公共機関  559件  都道府県 249件、市町村区 289件
 民間等  856件  
 合計  1,670件  


上記データは、アストン協会(2002年設立)会員からの報告による発注工事のみ掲載しております。


施工実績表のダウンロードはこちらから

 →施工実績表_年月順

 →施工実績表_工法別

 →施工実績表_発注者別







  ・NETIS

CS-21はNETIS(国土交通省の新技術情報提供システム)には、2017年3月末に掲載終了となりました。

国土交通省 NETIS登録番号:CB-020055-VR 技術名称:コンクリート改質剤CS-21

CS-21シリーズでは「けい酸塩系表面含浸材CS-21ネオ」と「CS-21ひび割れ補修セット」がNETISに登録されています。


 →国土交通省 NETISホームページ

  →けい酸塩系表面含浸材CS-21ネオ (CG-160013-A)

  →CS-21ひび割れ補修セット (CG-110003-VE 活用促進技術)





  ・土木学会指針

CS-21は土木学会発刊のコンクリートライブラリー119:表面保護工法設計施工指針(案)における分類では、
主成分により「けい酸ナトリウム系表面含浸材」、施工仕様により「防水を目的とする場合」に、
コンクリートライブラリー137:けい酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案)における分類では、
「反応型けい酸塩系表面含浸材」に該当する材料です。

コンクリートライブラリー119:表面保護工法設計施工指針(案)での分類
分類名
主成分
施工仕様
ケイ酸リチウム系
表面含浸材
けい酸リチウム
          -
下地乾燥→塗布
→乾燥養生
けい酸ナトリウム系
表面含浸材
けい酸ナトリウム
固化を目的とする場合
防水を目的とする場合
下地湿潤→塗布
→湿潤養生
※上記指針の対象となるけい酸塩系表面含浸材の定義:けい酸リチウムまたはけい酸ナトリウムを主成分とする水溶液。


コンクリートライブラリー137:けい酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案)での分類
分類名
改質機構
施工仕様
固化型
けい酸塩系表面含浸材
乾燥固化物による
施工後初期の空隙充填
下地乾燥→塗布
→乾燥養生
反応型
けい酸塩系表面含浸材
乾燥固化物および反応物による
施工後初期+施工後の長期的な空隙充填
下地湿潤→塗布
→湿潤養生
※上記指針の対象となるけい酸塩系表面含浸材の定義:JSCE-K572 により水酸化カルシウムとの反応性、
乾燥固形分率が確認され、固化型か反応型に分類される材料のうち、乾燥固形分中の成分割合が、質量%で、
主成分(けい酸リチウム・けい酸ナトリウム・けい酸カリウム)50%以上、副成分50%未満、添加剤5%以下のもの。





  ・住宅瑕疵担保責任保険

CS−21屋上防水工法は、住宅瑕疵担保責任保険 設計施工規準の防水工法に該当しませんが、 下記の住宅瑕疵担保責任保険法人より、包括3条確認書の発行を受けており、住宅瑕疵担保責任保険対象物件の屋根防水に適用可能です。

- 株式会社 住宅あんしん保証
- 住宅保証機構 株式会社(旧:財団法人住宅保証機構)
- 株式会社 日本住宅保証検査機構(JIO)
- 株式会社 ハウスジーメン
- ハウスプラス住宅保証 株式会社





  ・10年保証

新設構造物の場合、10年保証を行っています。

 ※事前協議が必要です。

効果的な防水施工に必要な協力体制をとるための事前協議が必要となります。

躯体条件の概要については、コンクリートの躯体防水をご参照ください。

 →コンクリートの躯体防水





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