本協会は、2002年2 月に(株) アストン社のコンクリート改質剤CS-21の更なる研究と普及を図るために、17社の協会会員により設立されました。その後、理事長、理事並びに会員相互の努力によって2023年12 月現在で会員は44社に増加し、順調にその目的を達成しつつあります。

CS-21の利用法や工法の特性として挙げられるものを整理すると次のようです。

1. RC,SRC構造物の高水準の躯体防水
2. コンクリート表層部の水密性向上
3. 塩害、凍害、中性化、等に対する耐久性の向上
4. 劣化したコンクリート構造物の再生
5. 環境に優しい無機材質の成分構成

本協会会員が委員として参加した、土木学会コンクリート委員会の表面保護工法研究小委員会や、けい酸塩系表面含浸工法設計施工研究小委員会の成果は、土木学会よりコンクリートライブラリー第119号及び第137号 として刊行されるなど、CS-21をはじめとするCS-21シリーズ製品への期待は益々高まりつつあると言えます。

私共協会会員はCS-21シリーズ製品を積極的に活用して、新規建造される、あるいは補修・補強される、各種の社会基盤施設の耐久性確保に全力で当たる事を茲に誓います。