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表面保護

コンクリートは耐久性に優れた材料ですが、構造物作製時の様々な要因や経年劣化などにより、ひび割れなどの部分的な空隙が発生し、水や各種劣化因子が侵入し易くなり、劣化の原因となります。
また、目視では視認し難い微細ひび割れなどの空隙も、耐久性低下の要因となります。
CS-21シリーズ製品は、硬化したコンクリート表面に塗布することで、既存の微細ひび割れなどの空隙を充填して表層部を緻密化し、施工後に新たに発生する微細ひび割れなどの空隙も充填します。
この性能により、水や各種劣化因子の侵入(鋼材腐食)を長期にわたり抑制します。

土木学会の表面保護工法関連指針の分類や適用条件・範囲については下記ページをご参照ください。

CS-21シリーズ製品による表面保護のメリット

表面保護における工法選定フローチャート

※要求性能の適用範囲については、劣化現象・劣化機構に対する適用範囲参照
※CS-21ネオ・CS-21ビルダーによる表面保護工法については、技術資料・技術提案書(例)を参照

塗布工法の標準工程概要図

CS-21ネオ塗布工法(1回塗布)

施工手順(新設などの表面保護)

素地調整:高圧洗浄、簡易清掃など

設計価格:1,600円/㎡
NETIS登録番号:CG-160013-VE

CS-21ビルダー塗布工法(2回塗布)

施工手順(既設の表面保護)

素地調整:高圧洗浄、サンダーケレンなど
塗り重ね間隔:約60 分(指触乾燥確認後)

設計価格:3,400円/㎡
NETIS登録番号:CG-170009-A

CS-21塗布工法(1回塗布/CSⅠ工法)

施工手順(新設などの表面保護)

素地調整:高圧洗浄、簡易清掃など
塗布から散水までの工程間隔:約60 分(指触乾燥確認後)

設計価格:2,700円/㎡
NETIS【旧】CB-020055-VR 設計比較対象技術

CS-21塗布工法(2回塗布/CSⅡ工法)

施工手順(躯体防水、既設の表面保護)

※繰り返し

*素地調整:高圧洗浄、サンダーケレンなど
塗布から散水、散水から塗布までの工程間隔:約60 分(指触乾燥確認後)

設計価格:4,100円/㎡
NETIS【旧】CB-020055-VR 設計比較対象技術

CS-21保護美装工法

施工手順(既設の表面保護および美観回復)

*素地調整:高圧洗浄、サンダーケレンなど
躯体への塗布・散水は、2回に分けて実施する場合あり

※工程概要図記載の塗布量(ロスを含まない)は、適用するコンクリート表層部の状態により増減する場合があります。
※各工法の選定方法については、CS-21シリーズ製品・工法概要を参照
※設計価格(材工)の詳細(積算条件、歩掛など)については、各工法の標準単価表を参照